代表挨拶

「日本ノンサージェリー美容アカデミー」は、NPO皮膚の健康研究機構の「実務研修事業」及び「啓発事業」の一環として事務局運営を行うものであります。

21世紀に入り高齢化、医療資源の有限性の認識、加えて国民のより質の高い医療への要求に伴い、医療が変化しなければならない時代を迎えました。特に、美容医療をはじめとしたQOL向上に主眼を置く医療へのニーズは年々高まりを見せています。美容皮膚科が自由標榜できるようになった今日では、十分な知識と技術、経験をもって治療にあたる医師の認定制度の整備が待たれています。
そのなかで、近年、美容医療において非外科的治療は急速に拡大しています。さらに新しい薬剤・治療の開発が進められ、次々と臨床に導入されています。また、そのニーズの高さから、医療提供者側も治療メニューに新たに非外科的治療を始める施設も少なくはありません。

しかしながら、言うまでもなくそれらの治療方法は、知識と技術なくしては、けして安全且つ有効に提供できるもはではありません。

そこでこの度、日々進化する非外科的治療「メスを用いない美容医療」に関する知識と技術の向上を目指すと共に、化学的根拠のある治療法の確立とその普及に努めることを目標とした研究会「日本ノンサージェリー美容アカデミー(Japan Academy of Non-surgical Aesthetics:JANA)」を設立すべきと考えるに至りました。 美容に医療に対する関心が高まる中、正しい美容医療への理解と普及も当会で遂行する所存です。

多くの美容医療従事者の方々のご参画のもと、本事業は美容医療発展に大きく寄与できるものと確信しております。

「日本ノンサージェリー美容アカデミー」代表幹事

東京女子医科大学 皮膚科 川島 眞

医療法人社団喜美会 自由が丘クリニック 古山 登隆

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